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    ランスから荷物運び Part1

     
    ランスから川沿いに南下して半日くらいたったか。
    あの日のランスはまだ雪が少し残っているほど寒々しかったが、
    今の俺たちには殆んど関係なかった。
    荷台に山盛りに詰まれた木箱に布袋、
    これらが視界に入っているだけで、もぅ汗がタラタラしたたる。
    道の起伏はそんなにあるワケじゃなかったが、なんといっても道が悪い。
    綺麗に整地されているわけでもなく、土砂や雑草が延々と続く。
    荷車の車輪はランスの小道の時より何倍も重く感じた。

    harid-1-1-1-hardwork.png

    しかも、どこかに本拠地でもあるのか、
    時折、山賊のような集団が近寄ってくる。
    こいつらを蹴散らすだけでも、結構こたえる。
    しかしこれも仕事の内だから仕方あるまい。

    報酬金も、相当うまくやりくりせねば食い繋ぐことは難しいだろう。
    それほど今の俺たちには金がなかった。
    一応、金関係は俺が担当である。
    こんな状況下ではあるが、俺は密かに考えていることがあった。

    キャンディーのその大切なクマちゃんは、
    長旅にくたびれてボロボロである。
    だからこの娘に新しいクマちゃんを内緒で買ってあげようと。
    その分の金はなんとか伏せてごまかせることができるだろう。

    本名は分からないが、キャンディーと名乗るこの娘は、
    か弱い体で力も無く、
    最初は一緒に荷車を押すのを手伝っていたが、
    1時間も経つと手伝うのを止め、横で歩くだけになった。
    仕方ないかもしれないが、
    俺たちと一緒に歩くだけで精一杯のようだ。
    俺こそ こんな荷車から手を離したいくらいだったが、
    彼女の息づかいがすぐ隣でするのを耳にしていると、
    不思議と頑張れるような気がしたのだった。

    ランスから荷物運び Part2

     
    ・・・辺りはだんだん暗くなり、
    夜になってしまっていた。

    ゴロツキ共が建て捨てていったのか、廃屋を見つけた。

    廃屋の中はなにか腐ったような匂いがしたため、
    だれも入らなかったが、万一の雨の際に雨宿りができるだろう。
    この廃屋のすぐ前に焚き火を起こした。今夜はここで野宿である。

    「廃屋が目印になるため、ある程度散ってもいいが、
     ゴロツキがいるかもしれないのであまり遠出をしないように」

    と女子の連中には言っておいた。

    俺はまぁナァナァで世間話するようなタチではなく、
    焚き火を囲まずに、ちょっと一人散歩に出かけた。

    10分ほど散歩した後も、
    焚き火の方へは帰らずに、一人廃屋の陰を背に腰掛けた。


    何を考えていたのか覚えていないが、
    しばらくぼうっとしていると、
    女子2人の声が近づいてきた。そのハスキーはエレンと・・・
    それから、嗚呼、キャンディーか。

    2人は、
    俺の座ってる側とは反対の側を辿って廃屋の裏側までやってきたのだ。

    harid-1-1-2-location.png

    ランスから荷物運び Part3

     
    ・・・どうやら俺の存在には全く気がついてないらしい。
    まあ俺も、壁に背を向けて黙って座っているだけだったから、
    気がつくほうが凄いかもしれんが。

    「ねぇ、絶対見張っててよ?!」
    「わかってる。でも一人で大丈夫?」
    「大丈夫!ああもうだめ。見ないでね!」
    「ハイハイ。」

    俺は「おっ?」と思った。
    俺はこの場所から全く動いていない。というより、なぜか

    「下手に動いちゃダメだ。物音を立てたら気づかれてしまう」

    ――――とんでもない発想だった。

    しかも首だけを120度ほど左後方へ、そっと回転させてしまう。
    廃屋の陰になってはいるはずなのだが、
    焚き火の明かりは強く、鮮明に2人の付近を見ることができた。
    この時点でエレンもいたが、
    キャンディーが再び
    (さっきはふざけたようなはしゃいだ声だったが今度は念を押すように小さめの声で)
    『見ないでね』と言うと、

    エレンは黙って焚き火の方へ向かい、俺の視界から姿を消した。

    そして、俺の視線の先にはキャンディーだけが残った。

    彼女はちょっと辺りを見回したようだった、
    とはいえ、主に焚き火の方を覗くような感じであった。
    まさか俺がこんな暗闇の中に座っているとは、
    思っていないのだろう。


    彼女はちょっと下を向いた。
    そしてその細い両腕の先がズボンの両端にくると、
    一気にズボンと共に下へおろした。
    俺は食い入るように凝視していた。
    縦筋に沿って、縦筋を丁度覆い隠すように茂る可愛い雑草を。
    そしてうら若き少女独特の、
    もちもちした愛らしい太ももの内側を。

    ランスから荷物運び Part4

    しかしそれは一瞬の出来事だった。
    もぅこの次の瞬間には、彼女はしゃがみ込んでいて、
    股間付近なぞ完全に陰になっていて見えるはずもない。

    そして、よくありがちな、シャーーーーっという音を耳にする。
    まあ俺は「フーン」って感じだったか。

    ハァ、しかしこの後だった。

    微かに耳にすることができた・・・彼女の、
    あんまり聞いた事の無い声かもしれない、
    幻のようにかすかではあったが、「んっ」という・・・、
    それは昼間に聞いたあの荒い息遣いとは根本的に
    違っていたような気がするし、
    こちらもまた、違った興奮を覚えるのがわかった。

    その声のあとにすぐ、やはり限りなく押し殺したような音量で、
    吐息を吐く声が聞こえた。

    俺はとにかく彼女の股間あたりを凝視していた。
    暗くて見えないはずなのに、
    俺はもぅ狂人になっていたのかもしれない、
    幻を勝手に真実と見ていただけかもしれないが、
    たしかに この目で見た。

    彼女のその・・・まだ幼稚さが残ったような恥部の中心から、
    目を疑うようなものが顔を覗かせた時には・・。

    細身の彼女だが、でるわでるわ・・・・
    言葉をつまらせる俺を尻目に、
    その出口からは後から後から、
    切れ目無く太目の濁流がうねりながら地に落ちつづけていった。

    彼女の見た目との物凄いギャップに、
    俺は猛烈に股間を固くした。
    この気持ちが何であるのか、
    説明するのも恥ずかしいぐらい興奮し、
    しかし気づかれまいと、
    激しくなりつつある自分の吐息を押し殺す。

    そこでは彼女のかすかな吐息のみが・・・。

    ランスから荷物運び Part5

     
    ・・・その後、彼女は立ち去り、焚き火の方へ去っていった。
    俺は息を押し殺しつつ、
    さっきまでキャンディーがしゃがんでいた所へ向かった。

    それはティッシュ数枚で覆い隠されていた。
    木の棒で軽く、ペラッと めくってみる。
    つい数分前の俺が決して狂人ではなかったことを証明するように、
    確かに「濁流」は幻ではなく、ハッキリと、そこに残っている。
    その見た目は、この時点でも十分に圧倒的であったが、
    木の棒で「とぐろ」をほどき、1本の棒状に直してみた。
    そして改めて興奮を覚えた。
    30cmは超えている、40cmくらいあるのではないか?
    いや、具体的な寸法は分からないが、
    俺の拳から二の腕の中ほどまでの長さぐらいあった。
    太さも直径にして4cm近くある。
    オーラム銀貨の直径より長いくらいだ。これが凄い。
    よく1cm以下の細くてユルいのを延々と出す奴がいる。
    (実はファティーマもそうであった)
    そんなものを全て繋ぎ合わせて合計1メートルになったところで
    「それで何?」って気分になる。
    この太さにしてこの長さ。これが、
    あの華奢な娘の腸の中に どうやって入っていたんだ、
    そう考えるだけでも1時間は過ごせそうだ。

    !?

    harid-1-1-5-notice.png

    足音だ!!
    誰かが歩いてくる・・・!!
    この余韻に浸る俺の邪魔をする気か?
    先ほどの物陰に隠れようと一瞬あたりを見回した瞬間、
    背筋が凍るような感覚を覚えた。

    ボロボロのクマちゃんが転がっているではないか!

    落としたんだ! 取りに帰って来たんだ!
    まずい! 彼女自身に見つかったら、
    言い訳のしようが無いような気がするのだが?!

    真っ先に考えたのは、
    とりあえず「ブツ」を再びティッシュで隠さねば、
    「なんでハリード兄さんアタシのウンチ見てるの?」って
    直感されてしまうのでは?・・・ということ。

    とりあえず木の棒でティッシュを・・・、
    あ、ティッシュがどこかへ飛んでいってしまってる!!

    思わず前を見たら、廃屋の角から彼女の腕が見えた。
    もぅ遅い!!

    俺は茫然としたまま直立していた。
    右手から木の棒が力なく落下した。

    もう駄目だ、明日からどうしよう。
    俺のリーダーシップはどうなる。
    どうすればいいんだ。

    ランスから荷物運び Part6

    俺の視界にはキャンディーが立っている。
    彼女はポカーンと口を開けて特に表情はなかった。
    そんな彼女は今までとは別人にさえ見えた。

    「アタシの知っているハリード兄さんと違う」
    と彼女に思われると同時に
    彼女にとって俺が「知らない人」になってしまう恐怖を
    俺自身がいだいていたのかもしれない。

    まぁ俺は明日には消えるとして、
    最後に先輩面でもしておくか・・・的な心境で

    「今俺、このあたり巡回してたんだけどさ、
    お前のクマちゃんココに落ってたぜ。大事なものだろ?」

    そういいながらブツの隣に転がるクマちゃんを
    拾い上げて差し出した。

    「あ、ありがとー。やっぱりここに落ちてたんだ?」

    ・・・彼女は安心したような声だった。

    2人の足元には壮絶なブツが横たわっているのに、
    ニオイまでムワ~っと上がってきているというのに(笑)、
    俺はソレは話題にせずに、そんな片言を交わした。
    「頭真っ白」とは、まさにこのことを言うのだろうな。

    「アタシ実はね、さっきこの辺でトイレしたんだ。」

    彼女の方から切り出してきた。

    『はい、知ってます。』って思った。当然言うはずないが。

    「凄いの出ちゃって。」

    照れ笑いながら続ける彼女の言葉を遮るように、
    俺は彼女の肩を抱きながら焚き火の方へ歩いた。

    harid-1-1-6-away.png

    「まぁアッチ行こうぜ。」

    彼女の体に触れたのはこれが初めてであった。

    パーティーメンバーとはいえ基本的に、
    一線を越えない限り異性にはタッチしない。
    それは俺がかつていた王国でも、
    彼女が住んでいたピドナでも「常識」である。

    だから彼女は一瞬戸惑ったろう。
    俺はどう思われたって構わなかった。明日には消える。
    俺だって「頭真っ白」とはいえ考えていることはある。
    アレが横たわる場所から いち早く彼女を離らかす必要がある。
    棒状に直したアレを見られたらどうする。
    それを知られるくらいなら、
    ちょっと肩を抱いて強引に連れて歩くくらい俺的には無問題だ。

    だが彼女は嫌そうに俺の腕をすり抜けた。

    俺は「自分を拒否された?」という思いよりも
    「またアレが横たわる場所へ向かうのか?」という懸念のほうが強かった。
    そんな俺をよそに彼女は、ボディータッチの件には触れずに、

    「・・・でもさ、さっき出したの、
    ハリード兄さんにも勝つかも(笑)」

    と言った。

    ランスから荷物運び Part7

    ああ、俺はなんて弱いんだろう。情けない。
    俺が次の瞬間思ったことは、
    『まだ終わったわけじゃない・・・かもしれない』。

    彼女はまだ14歳だ。無垢なんだ。
    俺がキミの出したモノについて こんなにも嫌らしい感情を抱いているなんて
    分からないのかもしれないねえ。

    試しに俺は言ってみた。

    「じゃあ俺出すから勝負しようか(笑)」

    「勝負って・・・? 勝てば何か おごってくれるの?」

    「そうだねぇ・・・、キミが勝ったらグレートアーチへ連れて行ってあげようか。」

    「えー、すごーい。南の島って前から行きたかったんだよね。でもアタシ先でいい?
    またしたくなっちゃった。」


    俺は耳を疑った。
    ・・・いや、しかし、ここは大人として冷静を保ちたい。

    しかし俺はさっきの量を知っているから、『まだ出るのか』と思った。

    とにかく例のブツには近寄らせないようにして、
    廃屋から北へかなり進んだ。
    もう焚き火の光は届かないけれど、
    月明かりが辺りを照らしている。
    ちょっとした池のほとりだった。
    月が池に反射して、
    そこそこ辺りが見渡せるほどの明るさはあった。

    キャンディーは池のほとりでしゃがみこむと、

    「あっち向いてて。見ないで!」

    と言った。

    harid-1-1-7-first-candy-turn.png

    そういえばさっきと違うね。
    さっきはエレンが離れたらズボンと下着をひざ下までおろしつつ
    しゃがんだじゃないか。
    今回は先にしゃがんだね? 
    で、おしりの部分だけ脱ぐのかい?
    いや、そんなことは聞かないが、
    彼女はまさにそういう雰囲気であった。
    すぐに

    「まだ見てる!アッチ向いてて早くっ!!」

    と、ちょっと怒ったように叫んだ。
    俺は背を向け、

    「ほら向いたよ。これでいいな?」

    とだけ言っておいた。

    そうか。
    君はまだ若すぎてオシリやアソコを見られるのが嫌なんだね?
    排泄物を見られるよりも、
    その可愛いVラインを見られる方が恥ずかしいんだね?
    その可愛いお毛ゝもオジサンさっき見ちゃってるんだよ。
    ・・・そう思った。

    そうこうしているうちに、例の息づかいが聞こえてくる。

    嗚呼、君はそれを聞かれるのも、今は恥ずかしくないのか。
    それよりもアソコを見られる方が恥ずかしいんだ?
    キミが必死で隠したがるものは、
    オジサンさっき見ちゃってるんだよ。
    ・・・あの瞬間目に焼き付けたものを思い浮かべながら、
    そう思った。俺は熱くなった。

    不思議と例の息づかいからエロティシズムを感じなくなっている。
    彼女が見せたがらないもののほうが
    逆に欲しくなっちゃうな、って心境か。
    誤解されたくないが、俺はそんなにロリータ趣味ではない。
    20歳近く離れている女の子と交わろうとか思っていない。
    俺はこの状況を楽しんでるだけなんだ。

    ランスから荷物運び Part8

     
    ・・・やがてガサゴソ乾いた音がしだした。
    ポケットからティッシュを取り出しているのか。

    「ほら出たよー☆」

    後ろから声がした。

    「どれどれ。」

    俺は歓喜の気持ちを抑えつつ振り返った。

    先ほどと同じくらいの太さで、
    15cmくらいの長さのきれいな一筆書き。

    離れていてもハッキリ見えたが、
    『暗くて見えないよ』的な様子で 目いっぱい対象物に顔を近づけた。
    俺はもぅふざけていたというか、ニオイ嗅いでやろうってなノリだった。
    確かにクサいんだけど(当たり前だが…)、
    やっぱり彼女が今出したってところで
    「嬉しさ」がやっぱり勝つのであった。

    「こりゃあスッキリしただろうねぇ!」

    取りあえず、
    どうでもいい一言を発して彼女の相づちを待つ。

    「うん、でもさっきのほうが凄かったんだよ!」

    口惜しそうに彼女。

    「これならハリード兄さんに負けちゃうかも。」


    あ、やべぇ。
    そう思った。適当な流れでココまで来ちゃったけれど、
    今度は俺が出さなあかんのか。

    俺は無垢じゃないぜ。
    20歳近くも離れた少女の目の前で
    尻をまくって力んで排泄するなんて、
    ボンデージ着てエレンの前にひざまづくより遥かに恥ずかしいぞ。どうしよう。

    しかしすぐに案が浮かんだ。
    いま恥ずかしがってる自分が、まさにこの娘と一緒なんなら!

    「あっち向いててくれないか。俺も見なかっただろ?」

    こう言ってやったのだ。そしたら、

    「えぇ~~っ!なんでぇ~?!いいじゃない!!
     ハリード兄さんは見ちゃいけないけどアタシはいいの。」


    ・・・どういうこと・・・?
    ふぅ、ワケがわからん、キミのルールは。
    キミはどうしてもアソコを見られたくないけど
    俺の尻を見るのは気にならないというわけかい。

    もーどうでもいいわ、流れに身をまかせてみよう。
    この羞恥プレー、案外快感かもしれねぇ。

    ランスから荷物運び Part9

    俺は彼女に背を向け尻をまくり、しゃがみ込んだ。
    真後ろからクスクス笑う声がしたかと思うが、
    もぅいいわい。この状況を楽しもう。


    数秒が長く感じる。
    丸一日用を足していないはずだが、出ない。

    今度は恥を忍んで数回力んでみる。

    あぁ、なんか出そうだ。ただ・・・出る前から分かる、
    それがウサギみたいに丸っこいのだということが。

    いやあ、恥ずかしい恥ずかしい、
    こんなショボイのしか出ないのかよ。
    この娘もきっと同じことを思うだろう。
    なんでこんな時に限って・・・。

    harid-1-1-9-first-harid-turn.png

    一瞬、肛門あたりに「くすぐったさ」を感じた。
    その瞬間は何が起こったのか分からなかった。
    しかし1,2秒が流れ、状況を感じ取った。

    キャンディーがケタケタ笑いながら、
    その辺からむしり取った雑草を右手で持ち、
    その先端部分を俺の恥ずかしい穴付近に
    カサカサと当てているのである。

    「お~いっ、早くでろぉ~。」

    彼女はふざけたような口調でそういいながらも
    雑草での「いじり」を続ける。

    この娘は天然なのか。それとも変態なのか?
    やはり純真無垢なのか?

    ・・・もぅあかん。
    俺は気づかれないように右手を股間へ忍ばせる。
    もう既に反応しているのだが、それを右手で擦ると、
    快感が倍増していくようだった。

    キャンディー。

    キミはまだ、このフィジカル的なメカニズムを知ってはいないと信じたい。
    だから、せいぜい、俺の前へは回り込まないでおくれ。
    そうやって草で俺の尻を刺激してる今も、
    俺の両足の間から前方を覗き込まないようにしておくれ。

    でも、いつキミがそうするか分からない。
    出すなら早く!早めにイッておかないと。
    間違えても、
    このオジサンが今勃起していることに
    気づいてはいけないよ。長期的に見てもキミの為だろう。
    そぅ、君のために俺はすぐに、
    君に知られずに元の状態に戻る必要がある。

    だからもぅイクわ。
    もぅちょっと、もぅちょっとで・・・。


    俺は思わず吐息を漏らした。

    「あ、ハリード兄さんおしりの穴ヒクヒクさせてるよっ!
    出るの?」

    彼女は興奮気味のようだった。
    『もう出てます。』そぅ思った。当然言うはずないが。

    ・・・それにしても、よくもまぁ、
    そんなこと恥ずかしげもなく口にするものだ。

    実家は何処だ? リブロフか?
    確か君はリブロフへ行こうとすると
    俺らから離れようとしていたな。
    仕方ないので俺らだけで行ったら、
    『うちの娘が家出した』って嘆いていた奴がいたぞ。
    俺よりもずっと年上だった。
    キミのことじゃないのかよ。それなら話は合うわ。

    リブロフといえば時間の流れがゆっくりしている印象で、
    そこに住んでる者たちも、
    いささか思考回路が原始的というか、
    言ってしまえば頭弱いじゃないか。

    以前俺の王国で務めていたという流れ者も
    酒場で言ってたが、
    ここの人は性に関してもいい加減だと。

    キャンディー。

    キミはそんな環境に育ったんだ。
    あの町がキミをおかしくさせるんだ。
    だから町を出たんだろう?
    キミは自分でも気が付いていないのかもしれないが、
    今のキミはこんなでも、いつか美しく成長した時には
    実におしとやかで、こんなバカなことをするはずがない、
    そんな女性に成りたいと本当は思っているんだろう?
    だから町を出たんだろう。

    もう大丈夫だ、俺がいる。俺の王国はもう無いけれど、
    あの失われた、素晴らしき文化をもぅ一度、
    キミの白い体の上で再現しよう。
    ファティーマの二の舞にはならぬよう、
    俺も頑張るから。
    キミは自らの潜在的な望みどおりの女性になる!
    楽しみだろう?楽しみじゃないか?!


    俺は我に返る。
    そそくさとティッシュで尻を拭き、
    まくっていた尻を隠すように衣類を引き上げた。

    ランスから荷物運び Part10 Final

    「もぅ終わりぃ?」

    後ろから声がした。
    あぁ、俺はまだ羞恥プレイを続けていたんだったっけ。

    「あぁごめん、全然出んかったわ。」

    無難な応対じゃないか?(笑) 俺は振り向く。

    「アタシの勝ちだね!」


    キャンディー。
    嗚呼キミ・・・今のキミの笑顔を俺は忘れないよ。


    ・・・帰り際、俺は彼女と手を繋ごうとした。
    すぐに彼女は嫌そうに、それを振りほどいた。

    そのまま黙って廃屋の横にまで差し掛かった時、
    彼女は口を開いた。

    「じゃあまた今度ね。」

    俺は慌てた。そして彼女を諭すように、

    「いや、今日のことは誰にも言っちゃだめだよ。
     俺がパーティーのリーダーということで特別に
     こういうことをしたのであって、
     他の誰とも勝負しちゃだめなんだよ。」

    「えっ?どうして?」


    ・・・阿呆なことを言ってしまったものだ。
    何とか彼女を納得させ、
    他の誰にもしゃべらせない方法はないものか。

    俺は苦し紛れに言った。

    「君が最初に凄いの出したって言ってたが、・・・。」


    「あぁ、アレね。
     確かこの辺でしたと思うんだけど・・・。」

    彼女は振り返って廃屋の裏側へ歩きだした。
    俺はもぅ何の畏れも無い表情で彼女の真後ろにピッタリ付いていった。
    このままキミを後ろから抱きしめちゃってもいいんだよ?
    そんなノリだった。

    「ちょっ、ちょっとハリード兄さん近いっ、
     近いってば。」

    彼女はふざけるように左手で俺の腹部を突き放した。
    すぐに彼女は前を向き直し、数歩進み、

    「あっ、これこれ、これよ。でも、あれっ・・・?」

    2人の足元には蛇が横たわっている。真っ直ぐに、だ。

    「うわっ、こんなに長かったっけ?おかしいな・・・」


    「何がおかしいんだい?」

    余裕の表情で返す俺。


    「・・・うぅん、別に。何でもない。」

    何か言いたげだったがそれしか言えないキミ。

    『確かグルグル“とぐろ”巻いていたのに、なぜ真っ直ぐになっているんですか』
    とでも聞けるのかい?
    そんな下品なことを、キミは言えるのかい?
    自らリブロフを出たキミが?
    俺を問いただすことなど、果たして出来るのかい?
    出来ないだろうっ?!
    ハハハ、俺の勝ちだ!



    ・・・焚き火の所へ戻ると他の奴らは既に寝ていた。

    律儀にも2人分の食肉が残されていた。

    「おいしそう。いっただきま~す☆」

    彼女は嬉しそうに肉を口にした。
    ムシャムシャ噛んで、・・・あっ、今、飲み込んだね?

    harid-1-1-10-eating.png

    外側から見ていても、ソレは今キミの喉から
    食道へ下りて行っているのが分かる。

    俺は、ソレを目でなぞるように、
    彼女の食道から腹部へと、視線を移していった。
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